フリーランス案件を色々見ている方は、ご存知かもしれませんが
経験内容や参画する案件内容によって、単価は大きく変わります!
そこで今回は、既にフリーランスエンジニアの方やフリーランスエンジニアを目指している方に向けて、単価の相場についてお伝えします。
「今のスキルだと、どのくらいの単価なのか?」など単価について気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
【フリーランスエンジニアの単価相場について】
単価の相場を決める要素は、主に2つあります。
職種と開発言語です。
それぞれ、理由と相場感を解説していきます!
・職種ごとの相場
まず最初に職種についてです。
ITエンジニアだと、開発エンジニアやインフラエンジニアなどの分野による違いやSEやPGといった担当工程によって相場感が変わります。
表①を参考に、具体例に相場を見てみましょう!
職種 | 平均単価(月) |
---|---|
開発エンジニア SE(システムエンジニア) | ¥618,000 |
開発エンジニア PG(プログラマー) | ¥548,000 |
インフラエンジニア 設計構築 | ¥643,000 |
インフラエンジニア 運用保守 | ¥567,000 |
PMO | ¥695,000 |
PM | ¥810,000 |
最初に開発エンジニアでは、要件定義や設計工程を行うSEと製造工程を行うPGとでは、平均で7万円/月の差が出ました!
続いてインフラエンジニアでは、設計構築を行う案件と運用保守を行う案件とでは、7万6千円/月の差が出ました!
平均単価でみると、開発エンジニアよりインフラエンジニアの方が若干多いようです。
ちなみにPMOやPMは、インフラエンジニアより更に高いようです!
単価を重要視される方は、PM業務を目指されてみてはいかがでしょうか?
・開発言語による相場
次に単価の相場を決める要素が、開発言語です。
様々なプログラミング言語がある中で、どの言語が一番多いのでしょうか?
表②を参考に、具体例に相場を見てみましょう!
言語 | 平均単価(月) |
---|---|
PHP | ¥610,000 |
C言語 | ¥605,000 |
VB.net | ¥596,000 |
Java | ¥594,000 |
JavaScript | ¥590,000 |
C# | ¥580,000 |
RPG | ¥580,000 |
ASP.net | ¥560,000 |
名古屋IT案件.comが掲載している4月以降の案件では一番多いのが「PHP」で次に多いのが「C言語」でした。
反対に単価が少ないのは「ASP.net」でした。
ただJavaの平均単価は、59万4千円/月ですが中には72万円や54万円の案件もあります。
Javaのように案件数が多いと、ばらつきがある可能性が高い為、平均単価だけで、案件を絞らない方がいいです!
また以上の数字は、母数が案件によって大きく違ってますので現時点での単価相場感として見て頂けたらと思います!
【フリーランスエンジニアの単価アップの2つのコツ】
単価の相場が分かったので、単価を高めることができるコツを3つお伝えします!
・強みとなるスキルを身に着ける
1つ目のコツは「強みとなるスキルを身に着ける」ことです。
より単価を上げる為には、他のエンジニアには無い特徴や強みがあると有利になることがあります!
例えば、最近だと「BIツール」の経験者は重宝される傾向があります。
経験者が少ない為、平均単価が高めになることも珍しくありません。
ただ特定のツールしか経験が無い等、特徴が偏り過ぎると他の案件へスライドするのが難しくなることもある為、注意が必要です。
ベースとなるスキルを身に着け、特定のツールや業界等を経験し強みとなるスキルを身に着けていくのが、いいかもしれません!
・より上流工程へ挑戦する
2つ目のコツは「より上流工程へ挑戦する」ことです。
表①のように、携わる工程によって単価が大きく変わっていきます。
もちろん上流工程へ挑戦するとなるとより求められる知識やコミュニケーション能力など、必要となるスキルが多くなります。
その為、徐々に上流工程へ挑戦できる現場でスキルを高めてみていきましょう!
【まとめ】
単価の相場と単価アップのコツについて解説しました。
単価について話しましたが、単価以外にも色々な希望条件があると思います。
例えばコーディングをするのが好きな方もいると思います。
そういった方は、1つ目のコツで伝えた強みを身に着けていくと比較的、単価の相場を上げやすいかもしれません。
ただ単価を重要視される場合は、上流工程へ挑戦していき必要となるスキルを身に着けていのがオススメです!
その為フリーランスエンジニアとして、どう活躍していくか考えその時々の条件によって、案件を選ばれてみてはどうでしょうか?