少しずつ暖かくなり、春らしさが感じられる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回もフリーランスの皆様のお役に立てるコラムをご紹介したいと思います。
さて今回は、『フリーランスデザイナー』についてご紹介いたします。
自由な働き方でデザイン業界でご活躍されたい方、必見です!
【フリーランスとは】
フリーランスとは個人事業主や自営業での働き方です。
会社員との大きな違いは、自分が成果を出した分がダイレクトに収入に繋がることです。
他のメリットは拘束時間の設定や労働時間の成約がないことですね。
デメリットは成果によって収入が増減することであったり、企業が分担している営業、事務、経理などの全ての内容を自身で行うことが多いです。
フリーランスの場合、案件受注の際は企業との雇用契約を結ぶのではなく業務委託契約を行います。
請負契約:成果物に対して報酬が支払われる契約形態
委託契約(準委任契約):委託された仕事を遂行することで報酬が支払われる契約形態
【フリーランスデザイナーの仕事内容について】
ここから本題です。
『フリーランスデザイナー』と言っても仕事内容は様々あります。
職種によって業務内容や必要とされるスキルが違ってきますので、どういった違いがあるのかを確認していきましょう。
●WEBデザイナー
主にPC・スマートフォンなどのブラウザ上で表示するデザインを制作します。
ホームページやメディアサイト、ランディングページなどの構成検討や、レイアウト調整やコーディング作業も必要です。
そのためSEO、リスティング、グロースハック、ABテストなどのマーケティング能力も求められます。
●DTP・グラフィックデザイナー
主に紙媒体で表示するデザインを制作します。
ポスターや電車の中吊り広告、フライヤー、リーフレット、名刺などの販促物を手掛けるため、誰もが惹かれるようなデザインや親しみやすさを的確に届けられる表現力が求められます。
●イラストレータ
イラストレーターは、紙媒体、電子媒体問わず、様々なイラストを制作します。
広告系だと雑誌、ポスター、商品パッケージなどのグラフィックデザインを手掛けたり、エンタメ系だと、最近はソーシャルゲームのキャラクターや背景の業務が増えています。
紙媒体だと紙や画材で描くスキルが必要で、電子媒体はPhotoshopやIllustratorで制作するスキルが求められます。
【フリーランスデザイナーとして独立するためには】
フリーランスデザイナーとして独立するために必要なことを3つご紹介いたします。
●1.企業に就職して、デザイナーに必要なスキルと感覚を身につける
未経験から独学でフリーランスになって活躍されている方もいますが、業務実績が少ない状態で独立を目指すのはあまりおすすめできません。
理由は2つあります。
『理由1.一つのスキルだけだと案件獲得が難しい』
1つ目は、デザイン業界はトレンドの移り変わりが激しく、ひとつのスキルを所持しているだけでは案件を継続して獲得することが難しいからです。
企業で働くことで、様々な最新スキルを身につけた方が効率もよく、周りのクリエイターとの刺激を受けるのも必要なことだと思います。
『理由2.単価を低く提示されてしまう』
2つ目は、せっかく案件を受注できても、単価を低く提示されてしまうこともあるからです。
業務実績が少ないままフリーランスになると、この案件ではいくら報酬として欲しいという判断ができないため、低い単価で受注するしかできなくなってしまいます。
企業に就職すると、どの程度報酬としてもらうのが妥当か判断できますので、業務実績を増やすためにも、しばらくの間会社員として働くのがおすすめです。
●2.固定客を得られるように人脈を作る
会社員時代の間に、複数のクライアントからお仕事をもらえるように人脈を作りましょう。
直接、クライアントから仕事依頼が来なくても、あなたの業務実績は記憶に残ります。
評判や口コミによってお仕事がもらえることが多くありますので、人との縁や機会は大事にするのがおすすめです。
フリーランスになってからでも人脈を作ることはできますが、在宅で作業する機会が増えるため、どうやってクライアントと交流できるのかかを常に考える必要があります。
●3.ポートフォリオを制作する
フリーランスデザイナーにとって必需品になるのがポートフォリオです。
自分が何をできるのかをアピールする営業ツールとしてポートフォリオを用意しましょう。
クライアントが業務を依頼する際の重要な判断基準になります。
ポートフォリオはクライアントに合わせて使い分けるのが効果的です。
大まかですがWEBデザイン、グラフィックデザインに関する2種類のポートフォリオを作成するのがおすすめです。
WEBデザインの場合、タブレットやノートPCの中に自身で制作されたWEBサイトのリンク集を入れることで、クライアントとの打ち合わせ時に、イメージに合ったサイトを目の前でアピールができます。
グラフィックデザインは雑誌、ポスター、商品パッケージでの打ち合わせが多くなりますので、A4サイズの紙媒体で見せるとクライアントとの打ち合わせが円滑に進みます。
【まとめ】
今回は『フリーランスデザイナー』についてご紹介いたしました。
デザイン業界はトレンドが大きく変わりやすい業界なので、上記でご紹介した内容以外にも常にアンテナを張って行動することが必要です。
名古屋IT案件.comでは、フリーランスの営業支援から案件の契約継続まで幅広い分野でサポートできますので、フリーランスに興味を持たれた方はぜひ一度ご相談ください!
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