一般的にIT業界では個人で業務を請け負う方は「フリーランス」・「個人事業主」と呼ばれています。
しかし、世間一般では似たような意味で「自営業」という呼び方もあります。
これら3つの言葉の区別が曖昧な方も多いのではないでしょうか?
今回はそれぞれの違いや注意点についても解説していきます。
『フリーランス』・『個人事業主』・『自営業』それぞれの定義について
まずは「フリーランス」・「個人事業主」・「自営業」それぞれの定義についてご説明します。
●「フリーランス」とは
フリーランスとは、≪特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人≫のことを指します。
その中でも独立系フリーランス(企業との雇用関係なし)と副業系フリーランス(企業との雇用関係あり)に大きく分類されます。
※出典:https://www.freelance-jp.org/start_freelance#about
ポイントとしては、≪個人事業主もしくは自ら法人を設立した経営者である事≫です。
一般的なイメージとは異なり、≪フリーランス」≠「個人事業主≫ということを注意して下さい。
●「個人事業主」とは
個人事業主とは、≪法人を設立せずに事業を営む個人≫のことを指します。
税務署に開業届を提出し事業の開始を申請すれば、個人事業主として独立したことになります。
ポイントとしては、≪法人を設立した経営者ではない事≫です。
事務所を構えて、従業員の方を雇っているとしても法人化していなければ個人事業主となります。
少し一般的なイメージと異なるかもしれませんが、法人以外の事業者はすべて個人事業主となります。
※開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)について
事業を開始した日から1カ月以内に、納税地の税務署に提出する義務があります。
事業を始めたことにより所得が発生すると、所得税が発生するためです。
●「自営業」とは
自営業とは、≪独立して事業を営んでいる事業者≫を指す社会的な呼び方です。
個人事業主だけでなく、自ら法人を設立した経営者や、家業を引き継いで経営している人など広い対象を含んでいます。
ポイントとしては、≪個人事業主と自ら法人を設立した経営者の両方を呼び方の対象に含んでいる事≫です。
『フリーランス』・『個人事業主』・『自営業』の違いや注意点について
上記ではそれぞれの言葉の定義についてご説明しました。
ここからはそれぞれの内容のポイントとその関係性についてまとめていきます。
●「フリーランス」・「個人事業主」・「自営業」それぞれの違いについて
「フリーランス」・「個人事業主」・「自営業」それぞれの定義に記載したポイントは下記の通りです。
・「フリーランス」:「個人事業主」もしくは自ら法人を設立した経営者である。
・「個人事業主」 : 法人を設立した経営者ではない。
・「自営業」 :「個人事業主」と自ら法人を設立した経営者の両方を呼び方の対象に含んでいる。
つまり、「自営業」という呼び方の範囲に「個人事業主」と「フリーランス」が含まれています。
そして、法人の設立有無で分けると下記の通りとなります。
・法人を設立していない ➠ 「フリーランス」・「個人事業主」
・法人を設立している ➠ 「フリーランス」
●「個人事業主」・「フリーランス」になる際の注意点について
法人を設立しない「個人事業主」・「フリーランス」では営業活動や経費精算など様々なことを自分自身でやらなくてはなりません。
確定申告など非常に面倒がかかることも多く、その点に苦労している方も非常に多くいます。
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【まとめ】
今回は意外と分かっているようで曖昧な「フリーランス」・「個人事業主」・「自営業」について解説しました。
一般的に使われている意味と少し認識が違う部分もありますので、この機会にしっかりと理解して頂けるとうれしいです。
今回は簡単に説明させてもらいましたが、気になった方はご自身でも調べてみてください。
また、今後フリーランスになることを迷っている方や聞きたいことがある方は、無料カウンセリング行っていますので是非お気軽に一度ご連絡ください!
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